2010年05月05日
武士は食わねど高楊枝
2010/5/2-3 場所-越前方面 天気-晴 波-1.0M
5/2本日から連休開始家族サービスの終了後、夜から釣りに行く事が出来る。
前日の仕事帰りには釣具屋を3件回った。これは下見である。
なぜ下見なのか?自分の性格では買い物は納得した物しか買わない、
必要かどうか迷うものは買わない事にしているからだ。
安くて納得(妥協)の出来るもの、これが重要だ。
安いものを探すならネットが1番だろうが、
自分が納得できるものはその手に取らなくてはならない。
今回の品定めは、
安いメタルジグ・PEライン1.5号・ショアジギング用ロッド
以上の3点だ。
1店目の近くのボッタクリ店、ここは常に高い、セールらしい物が無い。
しかしMY道具の8割はこの店で揃えている。
それは処分セールのワゴンに掘出物が埋もれているからだ。
我が愛刀
黒刀・・・名も無き3流エギングセット7.6F ¥3000
主に根魚(メバル・キジハタ・カサゴ)
シーバスに実績となにより海釣りデビューの思い出深い代物
青刀・・・名も無き3流エギ竿のみ8.0F ¥2500
主にサゴシ・アオリイカに実績あり
予備に購入した愛着ゼロのなんちゃってフニャ²ショアジギロッドである。
いずれもこの店で揃えた選りすぐりの逸品である。
この店に小さくあるジギングコーナーの竿置き場に今回の逸品があった。
釣具に疎い僕でも知ってる国内メーカー品が!
後に2店回るが最安値でしかも、無造作に立てかけてある竿
シマノ(SHIMANO)
ソルティースティック LSJ906M●全長(m):2.90
● 継数(本):2
●仕舞寸法(cm):148.6
●自重(g):190
● 先径/元径(mm):1.8/13.4
●適合ルアーウェイト(g):8-42
●適合ラインPE(号):0.8-2.0
●グリップ長さ(mm):320
●カーボン含有率(%):95.7
元が¥10000くらいのこの竿だが国内メーカーがショアジギ用として出していて
ナチュラム価格より¥1000安い¥8600なら納得である。
いや自分のポリシーからすると上等過ぎる逸品である。
清水の舞台から飛び降りた気持ちで釣行当日の出発前にレジに持って行く
すると、レジの先行者がソルティガ¥36000-をご購入。
いやいやおかしいじゃない。
その人が包装を待つ間に、自分の清水の魂を差し出す。
恥ずかしいじゃない。
じろじろ見ないで頂きたい。
この気持ちの変化はなに?
さっきまで希望と節約覚悟に高鳴っていた、熱い気持ちはどこにやら、
戦場で戦わずしてこの敗北感?
リセットしたい60秒前に・・・
しばし、ボーっとレジに立つと、店長がやって来て、こう言った。
店長:ショアジギでサゴシですか?
・・・まぁなんなと釣れたらいいかなぁと・・・
店長:まーこれくらいの竿やったらハマチくらいやったらいけますよ
・・・無視・・・
(ハマチくらいやとぉ ハマチ釣りたいんじゃ)
あぁ~気分悪ぅ
通り道にもう1店でPE1.5号¥1850-を購入。
一路進路を急ぐ、
世間はGWまっ只中しかし意外とすいてる道中に違和感を感じ。
そして、やって来ました。日本海。
ブランク1カ月とは思えない懐かしさを感じる。
今回のプランは夜間は、メバル爆釣し時間調整の漁港で、ヤリイカを2.3杯釣り
朝から新規一転、磯でのショアジギデビューでハマチを揚げる、予定である。
ところがどっこい最初の砦で沈黙。
これは渋い、
此処が此れだと、先が思いやられる。
案の定朝までするころが無くなり、有名な磯の近くにスタンバイすることにした。
朝の日の出とともに車を降り、駐車場の先行者にご挨拶。
此の方とても紳士的な釣り人で、ポイントに着いてからもお互いジグを投げながら
談笑させていただいた。エコーをポイ捨てしないエコなひとだった。
ジグの操り方なの拝見してとても勉強になった。
1匹も釣れなかったが、ほんもんの1人に出会えたことが今回の価値だ。
完全無欠の丸坊主・・・
かなり久々であるが懲りてはいない。
磯デビューも果たしたし、気分は悪くない。
帰りの道中では次回のプランを考え始めた自分を誇らしく思いたい。