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Posted by naturum at

2010年05月19日

おっちゃん と ジグマン





2010/5/15-16 場所-越前方面 天気-晴 波-1.0M



ひょんなことから、釣りに行く許可が出た。


溜まったストレスと飢えた心が獲物を欲している。


最近、会社のK氏とショアジギ談議に花を咲かせたせいだ。


また、新しく購入した竿に早く入魂したい。


ネットでいろいろ検索しても、青物はまだシーズンオフのようだ。


だが、年中メバルを求めてきたこの性格ならば否が応でも狙いたくなる。


しかし、ネットでは、皆さん我先にと、春アオリを狙ってらっしゃるよう。


さらに、夢のデカメバルも忘れてはいけない。


狙いは3種、「根・軟・青」。


すでに、作戦は出来ている、そいつは、こうだ。


まず、ポイントに着く、そして、颯爽と2本の竿を準備し、


一つはワーム、もう一つはエギ、    


つまり、まずポイントに、降り立ったなら、まず全エリアにワームを通す。


メバルが居れば、すべて釣りあげよう、もしメバルがいなければ、


それは、烏賊が居る合図だ。迷わずエギを投入しよう。


烏賊が掛れば、すべて釣りあげ、そして、移動しよう。


朝まで徐々に移動しながらお気に入りのショアジギポイントまで移動しよう。


そして、朝マズメには、青物を釣り上げる。


完ぺきである。    恐ろしい作戦である。      爆釣してしまうな。


準備に必要なのは、新しいジグ・・・。


ここだけの話、先週、実家に帰っていた嫁たちには、家に居たと言っておいたが、


実は24時間以内に購入したメタルジグを24時間以内に5個、海に放流して帰ってきた。


実釣時間3.5時間、移動距離300kmを無かったことにした。闇釣行があった。


そして、いつものワゴンで@295のメタルジグを7個、購入した。


これで、1日もつだろう、いや、持ってほしい。


ほどなく、夕食を済ませ、実家に帰る家族を見送り、何やかんやで、


PM9:30 出発である。


いつもの、ウォーミングアップポイントに到着。


そう此処は今日のすべてが決まる気がするポイント。


大変重要なポイントだ。


最初の砦、改め、これからの道中を暗示する。


審判の門である。


そこに、降りたった感想は「ベタ」、「ベタベタ」であった。


のっぺりとした海面はまるで生命感が無く、第一投をためらうほどに、静かである。


しかし、投げるしかない、恐る恐るキャストする。


やはり・・・どこをどう通しても、まるで無である。


さらに先週よりもうんと海藻が成長しているため、コースもままならない。


早速エギに変更するも、藻ばかりだ。


日の出まであと4時間 暗いうちにショアジギ磯に入るなら3時間か、


こうはしてられない、移動だ。そうだ、あそこに行こう、一度も入ったことのない。


海抜50cmのあのポイントに。


そこは、点在する岩を誰かがコツコツとセメントで繋ぎ固めたのだろうか。


不自然な趣で成りたっている。足場のとっても悪い所だ。


ドキドキしながら、そこを進む。


雰囲気はある。ただ、なんだろう。海中に舞うこのキラキラした光は?


夏の夜光虫ほど光るわけでもなく、凝らして見るとキラキラしてる。


いいのか? 悪いのか?


早速テトラに水平に投げれるところに立ち、キャスト。


藻である・・・。ならば、くの字の位置に立ち、オープンの方角


外に向かいな投げる。水深は思ったよりある。少し沈めてからのリーリーング。


コツコッッ。 久しぶりのアタリ、しかし乗らない。


大きくはない。それは、わかった。


同じ所にと通す、コツっときたが、のらなかった。


次はなく、少し立ち位置を変えて数投コツッときた。


今度はのった、しかし藻際を通したラインが藻を感じ始めたため


引きを楽しむことなくゴリ巻上がってきたのは、










21cmのメバル。


やっぱりメバルは好きだ。心底そう思った。


とってもプリッとした茶メバルだった。


しかし、そのあとが続かない、18cmの茶メバルを追加してそれっきり。


やっきになって四方に投げ倒す。


ふと我に返った。茶メバル?・・・。居着きの?


あかん、ストック切れだ、此処にいる価値はとっくになかった!


そう思うとそそくさとそこを後に無駄食いした時間とブルーに出逢えなかったことを


考慮に某大型漁港に烏賊調査に出かけたが、押し迫った時間とやたらと通る船に


ここは早期移動でお気に入りの磯に入ったのは、日の出の30分前。


ここ2・3回訪れたこの有名ポイントだがおかしいライバルが居ない。


なぜだ?そういえば前回もベイトになる小魚がまったく出ず、餌のおっちゃんも


ベラとフグしか揚げてなかった。


まあいい今日は釣れるかもしれない。


そんな淡い期待と未入魂のロッドを手に1級ポイントに立ちく暗いうちから、


ジグを投げ始める。一人の孤独と強くなってきた南風に煽られ、


不安は増していく一方だった。


明るくなって反応がなく、ベイトっけもなかったら、移動しよう。


マズメの貴重な時間だが、今の僕には、実績がない。


だからこそ、移動だ。次に繋げるデータ取りだ。


そう決め後ろ髪を引かれる思いで、その磯を後にした。


はっきり言うとこれより北上は、僕にとってまったくの未開地


知識も無く、あてにしたのは、僕が棒にふったゴールデンタイムに


僕の代わりにジグを打つ 先輩方を探すのだ!


しかしなんてことだ、磯ショアジギの人口ってこんなに少ないのか、

それとも、時期はずれなのだろうか?


ついに僕の愛車エヴリーは福井という看板をくぐった。


あかん、切りがない。そう思い、誰かは居るであろう大きな港を覗くことに、


すると、どうだ。駐車場に袋いっぱいのツバスらしきものを入れた人が歩いてくる。


竿も持たずに袋だけ・・・しかし彼はきっとジグマンだ。そうに違いないと!


急いで波止の先を目指す。すると  いた  ジグマンたちが!


高鳴りを抑え釣り座を探していると、先端内でやってるおじさんになんか来た。


大きく抜きあげられた魚は、釣り場で見るはじめてのツバス。


素晴らしいここなのか! そう思い堤防の下を覗き込む、するとすごい数の小魚。


ベイトだ!やはりベイトなのだ!あぁ勉強になった。これはいけるかも、


そう思いジグを撃ち始める。 ほどなくおっちゃんにまたヒット。


胸が躍る今度は俺か。 しかし、来ない針に付くのはこんな魚。




こうなご?  カマスの子?


またふと思う。「ベイト」「マッチ・ザ・ベイト」僕のジグは、なんだかデカイ。


おっちゃんのジグをふと見ると小さい、明らかに小さい。


さらに良く見ると周りのジグマンのもデカイそして、釣れていない。


みんなより飛んでない小さなジグでおっちゃんだけがぽつぽつツバスを揚げる。


異様な光景だ。駄目かもしれないそう思った、そして駄目だった。


「マッチ・ザ・ベイト」・・・恐ろしい言葉を体験した。




でも、勉強になった。青物は釣れ無かったが、望むべくその日には近づけた気がした。






本日の釣果
メバル21cm・18cm・・・2匹
次への希望・・・おおいに

PS.月曜日、帰宅するとメバルは骨だけになっていました。
  

Posted by H!RO at 22:06Comments(0)起源300km(上)